代表取締役 宮近孝昌より学生の皆様へ

製品完成時の感動を体験してほしい

私が建築業界に初めて触れたのは28歳の時です。
それまでは大手商社・外食産業・運送業といった様々な職種を転々としており、どれも長くは続かなかった。
理由は単純「面白くない」から。
いま思えば、自分に合う仕事を探していたのかもしれませんね。

仕事に対する情熱、熱意、やるぞ!といった気力が全く無い時に、とある人より声をかけられ、アルミサッシを製作する会社に入社することになります。
ものづくりの職種は初めてでしたが、あの時の感動は今でも覚えてます。
部品展開の難しさ、組み立ての面白さ、品質管理の緻密さ・・・、何よりも製作完成時の充実感。
「今まで私が探していたものはこれだ!」
すぐに天職であることを確信し、今までの堕落した人生を取り戻す勢いで仕事にのめりこみました。

独立へ

バブル経済がはじけ、日本の市場が小さくなり、業暦20~50年の会社が次々と倒産。
まさに大不況の中、大奉金属を立ち上げました。
なぜこの時期なのか?今じゃなければいけないのか?多くの方から様々な事を言われました。
私も気が短い方なので、やりたいと思った時には行動に移すような人間です。
そもそも『この状況を越えられないようであればいつ起業しても一緒だ』という思いも強かったため、勢いで乗り越えてきた部分が大きいですね。
もちろん勝算が無かったわけでも無いのですが、無理難題を共に乗り越え、ついて来てくれた今の社員には感謝しております。

水害対策の製品開発へ

近年、「ゲリラ豪雨」「川の決壊」「津波」といった水による被害が増加しており、福岡でも一部の地下鉄がほぼ水没し、大きな被害となった事例がありました。
ある建築会社から相談を受けていた事もあり「当社の技術で解決できることはないだろうか?」といった思いを基に、平成15年から止水板の開発を開始します。
・何を使用して止水するのか。
・どの状態・段階で使用する物なのか。
・それは普段どこに収納されている物なのか。
・プロではなく、一般の人でも簡単に操作できるのか。
様々な問題と可能性を想定した上で設計を開始。
その後、実験機を作り、今までの設計が正しかったかを実証するために実際に水を溜める。
溜めてみるとわかりますが、思っている以上に難しい・・・。
漏水部位を確認、問題点を抽出して改良しては再実験。
ひとつの問題を解決したら別の問題が発生する。
ひたすら繰り返しですね。
何度も何度も繰り返し、失敗と成功によって蓄積された技術が今の製品に反映されております。

ものづくりに対する考え方

我々はものづくりに真摯に向き合い、設計者・デザイナーのイメージ通りの物を具現化する事が仕事だと考えます。
もちろん、ものづくりのプロとして私共からの改良・提案をする事も多々ございます。
「営業」「設計」「工場」「施工」、全員がものづくりの面白さ・難しさ、やりがいを感じ、会社と社員が共に成長していける・・・そのような会社を目指し、今日まで歩んできました。
その結果、都市空間の美観を維持し、より快適で安全な生活環境に貢献できていると信じております。

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